京都歳時記 2006年 9月
歌の中山清閑寺、和歌や古典文学に名高い清閑寺は
由緒ある寺で延暦21年(802)に天台宗の寺として創建されました。
かつては東山一帯に法華三昧堂や宝塔などが並ぶ清水寺と並ぶ大寺でしたが
応仁の乱で焼失後大々的に再建されず、
小さな本堂が建つ侘びた古寺となっています。
清閑寺にある有名な要石です。
要石は、この石の位置から市内を見ると扇を広げた様に見え、
丁度扇の要にあたるのでこの名前が付いています。
「願いあらば、あゆみをはこべ清閑寺、庭に誓いの要石あり」
この石に願いをかけると叶うという古くからの言い伝えがあります。
要石から見る京都の美しい景色です。まさに京都市中が扇形に見えます。
清閑寺は風光明媚、紅葉の綺麗な東山山麓にあり、
文字通り清閑なたたずまいの寺です。
清水寺観光のおりにはこちらにもぜひ足を運んでみてください。
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