京都歳時記 2006年 9月
大豊神社(おおとよじんじゃ)は哲学の道の近くに位置します。
平安時代前期の仁和3年(887)に創建された歴史ある神社です。
場所は青銅器で有名な泉屋博古館を少し東に上がった所にあります。
主神が大国主命で、応神天皇・菅原道真を合祀されています。
この神社には日本で唯一、狛犬ならぬ狛ねずみがいる神社です
これは大豊神社の主祭神、大国主命が山火事で危機にさらされている時、
ネズミが現れて彼を救ったという古事記に基づいています。
狛猿もいます
狛鳶 (トビ)
右側の狛ねずみです。抱えている巻物は 「学問」を表しています。
豊穣・薬効を表す水玉(酒器)を抱える子宝の左の狛ねずみです。
早朝の哲学の道です。
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